*** 幼虫から成虫まで育てよう!*** 〜飼育環境編〜 |
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幼虫から成虫になるまでの課程は長く、約8〜9ヶ月かかり、手入れを忘れがちです。 |
しかし、ある程度のエサがあれば生きています。 |
が、以下のことに注意してください。 |
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*** 飼育環境の注意 *** |
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下のイラストの様な場所に飼育箱を置くのはやめましょう! |
■暑さや乾燥への対策 |
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●直射日光の当たる窓際・・・・飼育箱の中はかなり高温になります。 |
●暖房器具の近く・・・・・・・・・・反射熱で高温、乾燥するので注意!
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●冷房機器の近く・・・・・・・・・・エアコンの風が直接当たるとかなり冷え込みます
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また、エアコンの風は乾燥を促すので注意!
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●ベランダ・・・・・・・・・・・・・・・・直射日光は当たらなくても、ベランダのセメントの上等
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直接置くと熱が伝わりかなり暑くなるので注意!
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■直射日光の差し込まない場所や、日陰になっている |
場所なら大丈夫! |
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なるべく暗く、風通しの良い場所に置けば、温度変化が |
最低限に押さえられます。 |
また、冬に暖房機器を焚く場合。 飼育器はなるべく |
低い位置に置きましょう。 |
ストーブやファンヒーターで暖房される場合、タンスの上 |
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や天井付近は換気しないと酸欠になり死んでしまうことがあります。 |
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■寒さへの対策 |
カブトムシの幼虫は寒さには強く、少々の寒さでしんでしまうことはありません。 |
しかし、飼育容器が小さく、マット(腐葉土)に水分を多く含む場合、真冬の外は |
かなり気温が低下し凍ってしまい、へたすると死んでしまう場合もあります。 |
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ベランダ等で飼育される場合は大きなケース(ポリ衣装ケース)等にマットを沢山 |
いれて、また、周りを段ボール箱などで2層ほど覆うのも凍結対策には効果的です。 |
参考=>【寒さと幼虫の潜行深度】 |
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■マットの乾燥対策 |
特に冬期のマットの乾燥は著しく、表面のマットはカラカラになってしまいます。 |
だからといってコップなどで水をかけると一時的にはよいですが、しばらく経つと |
下の方へ流れて溜まってしまいます。 |
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■対策1 |
マットの上に湿らせた新聞紙でフタをする。 |
この場合、あまり全体にかぶらないようにし、通気の確保が大事。 |
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■対策2 |
こまめに霧吹きで水分の補給をする。 |
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■対策3 |
水分を含ませたスポンジや、おしぼり等を置いてもよい効果が得られます。 |
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【参考】 |
死んでしまった幼虫 |
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