このページはカブトムシの幼虫の飼育方法を中心に紹介します!
カブトムシの幼虫の卵からの羽化、に必要な容器や飼育マットの選び方などを紹介します。
  
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幼虫を飼育する準備編
幼虫を飼育する環境
幼虫の体の観察
蛹化について
羽化について
 
 
 
カブトムシの飼育は、マンションのベランダや、オフィスの机の下などでも出来るスモールな規模ですが、1年間を通じて楽しめるものです。 子供から大人まで楽しめるので家族で親子して楽しんでください! 塾や予備校では教えてくれないリアルな自然勉強がご家庭で出来ますよ!
 
幼虫から成虫まで育ててみましょう!
 
 
 
カブトムシの幼虫の育て方 
卵から孵化 1齢~3齢の幼虫
 
カブトムシの卵から孵化
カブトムシの卵1
生まれたばかりの卵です。長さ3~4ミリの楕円形
色は真っ白い。触ると弾力がありちょっと力をいれないと潰れません。
それくらいポヨポヨとしてます。
 
カブトムシの卵2
数日するとほぼ円形の黄色い卵へとなります。 大きさは直径5ミリ程度です。
ここまでくれば1週間ほどで孵化します。
カブトムシ成虫のメスとオスをペアで入れておくとほぼ9割方産卵しています。 死んだ後などマットをスプーンなどで優しく掘ってみて下さい。
場合によっては下のカブトムシの幼虫になっている場合もあります。
 
卵を発見し、幼虫に孵したい場合、成虫が生きている場合は別々に別け水分量、マットの量に注意して下さい。 乾燥しすぎていると孵化しなかったりしても幼虫が死んでしまう場合もあります。
カブトムシの孵化
生まれたてのカブトムシの幼虫です。色は白いクリアーホワイトて感じです。
 

時間が経つにつれアゴの先端から徐々にオレンジ色になってきます。
 

1時間ほど経ったカブトムシの幼虫。
頭全体が徐々に色がついてきました。
 

3時間ほどで頭全体がオレンジ色になります。
 

生まれて数時間の幼虫と1週間ほど経った幼虫。
もうこんなに大きくなっています。
幼虫(1齢)編
カブトムシの幼虫1齢
孵化して1日ほどたったカブトムシの幼虫
この時は8匹ほどいました。 元気に動き回っています。
 
カブトムシの幼虫大きさ
大きさは1円玉と比べればわかりますが全長8~10ミリほどでしょうか。
小さい幼虫だけど腹いっぱいマットを食べています。
 
カブトムシの幼虫1齢
一齢の幼虫も体のまわりには毛が沢山はえています。
小さいですが、大きな幼虫と同じように元気にマットの中をはい回ります。
 
幼虫(2齢)編

たった1ヵ月ほどでもうこんなに大きくなっています。
 

小さくても立派な幼虫の形です。



比較の為に同じ比率で写真合成してみました。
違いは一目瞭然です。
 
幼虫(3齢)編

10月に入るともうこんなに大きく3齢へと成長
上の写真と比べるとずいぶん1円玉も小さく感じられます。
 
カブトムシ幼虫(1~2齢)の飼育の注意点
この時期の幼虫は小さくマットの中なので成虫と比べるとほとんど手がかかりません。 はっきりいって成虫の様にエサを頻繁に変えることもなく何も変化のない飼育ケースは一見何もいないかの様に見えます。
 
が、故についつい世話を怠ってしまうのも現実です。
ついつい忘れていて放っておきマットをカラカラに乾燥してしまったりエサとなるマットが少なかったりと飼育している初心者の人が失敗しやすいのもこの時期。
 
マットの水分量に十分注意しましょう。 また、8月中旬~10月にかけてこの小さな幼虫が体長8センチ程まで成長します。 エサになるマットの消費量も半端じゃありません。 一見まだ大丈夫のようでこぼしてみると中は糞だらけの場合も。
 
特に小さなケースで多く飼育する場合は注意が必要です。
 
【ワンポイント】
幼虫を育てる上で夏場はどこにでも売ってるマットはシーズンオフになるにつれて店頭から姿を消してしまい入手困難になります。 8月中旬から8月下旬にかけてはホームセンターなどでセール対象品となり安くなるので多めに買っておけば来年の羽化の頃までは持ちます。
 
【カブトムシマットの購入目安】
1~2匹の場合 10L入り×2袋程度
3~5匹の場合 10L入り×5袋程度
5匹~10匹   10L入り×8袋程度
10匹~15匹  10L入り×10袋程度 
 
カブトムシの幼虫の飼育容器セッティング
【1~5匹程度の場合】
 

一般にカブトムシの幼虫を飼育する場合は飼育ケースLサイズ(40cm)程度にほぼ上まで(ケースの上部から1cm下位まで)たっぷりと入れます。
このサイズのケースで5匹程度(3匹程度推奨)が限界でしょう。

その際、マットが乾燥している場合3分の1位に分け水を混ぜながら入れていきます。 乾燥したマットは最初は水分を吸い込みにくいので水をかけすぎないように注意しましょう。 セッティングが終わるとケースの下に水が溜まりますが1、2日経つとマット全体に吸収されます。  1,2日経ってもケースの下に水が溜まっている場合はゆっくり傾けて排水してください。
 
その後、幼虫を入れて完了です。
他の虫が入りこんで産卵や同居しないように小バエ対策のシートや微細ネットを張ってフタをかぶせます。
 
サナギになる時期まで2~3回マットの交換をしてください。
交換時期はケースバイケースです。 マットの減り具合や、糞の量などマットの状態を見ながら交換してください。
 
【6匹~15匹の場合】
 

プラスチックの衣装ケースや熱帯魚用の60cm水槽、同サイズのツールボックスなどでの飼育をオススメします。 
  
セッティング方法、交換時期は5匹程度の場合と同様です。 
サナギになるまでのマット交換が1~2回程度あると思います。
 
一度、発泡スチロールのケースで飼育したのですが、幼虫が壁を食い破って穴が開いたことがあったのでプラスチック製のケースをオススメします。
完全密封しない衣装ケース、水槽、ツールボックスなどがオススメ。
ホームセンターなどで見つければいずれも~3000円もあれば購入できます。
  
【ワンポイント】 
私の住んでいる環境は周辺に多くのクヌギ林やじいちゃんの家の山に一蹴りすればバタバタカブトムシが落ちてくる樹があるので子供の楽しみがてら5匹程度しか飼育しませんが、同じ系統で幼虫~成虫のサイクルを繰り返すと病気に弱い個体になったり幼虫の死亡率が高くなったりしますので、成虫になってもオスかメス、別の個体との入れ替えも大切です。 
  
 
 
 
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【カブトムシ幼虫の飼育方法関連リンク】
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